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デジタルスタンプカードの作り方:お店で今日から始める手順ガイド

専門知識なしでできるデジタルスタンプカードの作り方。種類を選び、特典のコストを計算し、デザインして、QRコードのポスターを印刷すれば、その日からスタンプを押せます。

Stampaz編集部9分で読めます

この記事の内容
  1. 01始めるのに必要なもの(専門知識はいりません)
  2. 02ステップ1:カードの種類を選ぶ
  3. 03ステップ2:ルールと特典を決める(コスト計算つき)
  4. 04ステップ3:カードをデザインする
  5. 05ステップ4:QRポスターとその置き場所
  6. 06ステップ5:スタッフの使い方
  7. 07最初の2週間:レジで何と言うか
  8. 08よくある失敗
  9. 09最終チェックリスト

始めるのに必要なもの(専門知識はいりません)

デジタルスタンプカードの作り方は、思っているより簡単です。自社アプリも、エンジニアも、レジ横の新しい機械もいりません。必要なのは3つだけです。

  • どんな特典を出すかと、それにいくらかかるかの見通し。
  • お店のロゴ(データがなければ看板の写真でも可)と、ブランドカラー1〜2色。
  • スタッフがお客様のカードを読み取るためのレジ横のスマホ1台。

お客様側にも特別なものは必要ありません。カードはスマホに最初から入っているApple Wallet(iPhone)やGoogleウォレット(Android)に保存されます。アプリのダウンロードもLINEの友だち追加も不要です。それぞれの仕組みはApple WalletのポイントカードとGoogleウォレットのポイントカードで解説しています。

紙のカードを続けるか迷っている方は、先に紙のスタンプカードをデジタル化すべきかを読んでみてください。ここでは、すでにデジタル化を決めた前提で進めます。

ステップ1:カードの種類を選ぶ

どのお店もスタンプカードが正解とは限りません。お客様の買い方によって変わります。

種類仕組み向いているお店
スタンプ来店・購入ごとに1個、満了で特典カフェ、理容室、アイスクリーム店
ポイント利用額に応じてポイント、特典と交換パン屋、小売店、飲食店
ランク別割引利用額が増えるほど割引率アップ熱心な常連が多い小売店
キャッシュバック利用額の一部がお店で使える残高に飲食店、居酒屋・バー
ギフトカード誰かが贈り物として買う残高あらゆるお店、特に記念日シーズン
サブスク・会員制定額で利用回数込み(「月2回カット」)理容室、ジム、カフェ

迷ったときのルール:同じ買い物を繰り返すならスタンプ、金額が大きく変わるならポイント。例を交えた解説はポイント・スタンプ・キャッシュバックの違いにあります。

Stampazでは複数のカードを同時に使えます(たとえばコーヒーのスタンプとギフトカード)が、最初は1枚にしましょう。初日から2枚あると、お客様もスタッフも混乱します。

ステップ2:ルールと特典を決める(コスト計算つき)

プログラムの成否はここで決まります。特典がしょぼいと誰も頑張らず、気前がよすぎると利益が削られます。何かを印刷する前に計算しましょう。

実質の割引率を出す

例(カフェ): 10杯でスタンプ満了=1杯無料。お客様は10杯分払って11杯飲めます。実質の割引は11杯のうち1杯、つまり約9%です。しかも実際にかかるのは販売価格ではなく原価(豆、ミルク、カップ)なので、もっと小さくなります。

例(理容室): カット6回で7回目無料。実質の割引は7回のうち1回で約14%。利益率が耐えられるならOK。厳しければ8回にするか、特典を原価の低いメニュー(顔そり、シャンプー、小さな物販品)に変えましょう。

例(パン屋・ポイント): 1ユーロで1ポイント、50ポイントで3ユーロ分のパンと焼き菓子。50ユーロごとに3ユーロ戻るので約6%です。

ペースを調整する

大事な問いは、常連のお客様が特典にたどり着くまでどれくらいかかるかです。週2回来るなら、10個で約5週間。ちょうどいいペースです。月1回の理容室で10個だと、ほぼ1年かかってしまいます。目安は1〜2か月で特典に届くことです。

ルールを一文で書く

一文に収まらないなら複雑すぎます。良い例:

  • 「コーヒー1杯でスタンプ1個。10個たまったら次の1杯は無料。」
  • 「1ユーロで1ポイント。50ポイントでモーニングセット無料。」
  • 「カット1回でスタンプ1個。6個で顔そり無料。」

ステップ3:カードをデザインする

カードはお客様のスマホの中で、ジムの会員証やスーパーのカード、クレジットカードと並びます。ひと目で「あのお店」とわかることが大切です。

  • ロゴ: 小さくても読めるか。横長すぎたり線が細すぎたりするロゴは、簡略版を試しましょう。
  • 色: ブランドカラーを背景にし、文字はしっかりコントラストを取る(暗い背景に白、明るい背景に黒)。ベージュにグレーのような組み合わせは避けます。
  • 背景写真: 任意です。素材サイトの写真より、自分のお店の商品(コーヒー、パン、店内)のほうが効果的。カード自体に文字が載るので、写真の上に文字は入れないこと。
  • オリジナルのスタンプ: Stampazでは自作のアイコン(コーヒー豆、ハサミ、アイス)をスタンプにできます。小さなことですが、カードが「うちのもの」になります。
  • ラベル: お客様が使う言葉で。「単位」より「杯」、「来店」より「カット」。

紙にはない利点として、デザインを変えると全員のスマホで自動更新され、スタンプやポイント、残高は消えません。最初から完璧でなくて大丈夫です。

ステップ4:QRポスターとその置き場所

お客様はスマホのカメラでQRコードを読み取り、最小限の項目を入力してカードを保存します。数秒で終わります。ポスターはStampazが印刷用に作ってくれるので、あなたの仕事は見える場所に貼ることです。

効果的な場所:

  • レジやキャッシュレス決済端末の横。 お客様がスマホを手に持っているタイミングです。
  • 待合スペース(理容室、エステ、飲食店の順番待ち)。手持ち無沙汰な時間があります。
  • テーブルの上(イートインのお店なら)。小さなスタンドで十分です。
  • 入口やショーウィンドウ。 入る前からカードがあることが伝わります。

効果がない場所: カウンターの内側、2メートルの高さ、誰も通らない壁。お客様が「読み取ってもいいですか」と聞かなければならない時点で、もう登録はされません。

ステップ5:スタッフの使い方

日々の運用でスタッフがやることは1つだけ。お客様のカードをスマホで読み取り、スタンプやポイント、残高を付けることです。Stampazならどのスマホでも使え、アカウント作成もアプリのインストールも不要。二重読み取りの防止機能があるので、うっかり2個付けてしまうこともありません。

カードを始める前に、スタッフと5分だけこれをやっておきましょう。

  1. 全員が一度試す: 自分のスマホで登録、スタンプ1個、特典の交換。
  2. 何を「1回の購入」とするか決める: テイクアウトとイートインで2個?2ユーロ程度の購入でもスタンプ1個?お客様の前ではなく、今決めておきます。
  3. スマホを持っていないお客様への対応を決める: 一般的には「次回まとめて付けますね」。担当者によって対応がバラバラになるより、明確なルールが1つあるほうが良いです。

最初の2週間:レジで何と言うか

カードは勝手には広まりません。最初の2週間で、軌道に乗るか、忘れられたポスターになるかが決まります。

レジでのひと言

短く、メリットを先に。たとえば:

  • 「スタンプカードはお持ちですか?このQRを読み取ると、10杯で1杯サービスです。」
  • 「このQRでスマホにカードが入ります。6回目で顔そりが無料になりますよ。」

スタッフ全員が、すべてのお客様に、2週間言い続けること。その後は自然に回り始めます。

最初のスタンプでひと押し

効果的なアイデア:登録時にスタンプを1個プレゼント。1/10から始まるカードは、空のカードより特典が近く感じられます。

最初のお知らせ

1週間から10日後、カードを持つお客様が集まってきたら、ロック画面に最初のプッシュ通知を送りましょう。一般的な宣伝ではなく、役に立つ内容に。「今週は午後のスタンプ2倍」「季節限定のケーキの予約を始めました」など。Localプランは月4回まで送れ、スタンプや特典ごとの自動のお知らせは回数に含まれません。

よくある失敗

  • 届かない特典。 週1回来るお客様に20個でコーヒー1杯。誰も満了しません。
  • 小さな注意書きだらけのルール。 「土日除く、セール品除く…」。例外が1つ増えるごとに、やる気が下がります。
  • 見えないポスター。 お客様が支払う場所から見えないQRは、存在しないのと同じです。
  • スタッフが知らない。 読み取り方を知らない、声をかけない。それではカードは広まりません。
  • 通知の送りすぎ。 通知は特権です。うるさいと、通知をオフにされるかカードを削除されます。
  • データを見ない。 4週間後、カードの枚数と特典の交換数を確認しましょう。ほとんど誰も届いていないなら、ハードルを下げます。

最終チェックリスト

  • お客様の買い方に合ったカードの種類を選んだ。
  • ルールを一文で書いた。
  • 特典の実質コスト(割合と原価)を計算した。
  • 常連が1〜2か月で特典に届くペースか確認した。
  • ロゴが読める、色のコントラストが十分、ラベルが自分たちの言葉になっている。
  • QRポスターを印刷し、レジ横に置いた。
  • スタッフが試し済みで、スタンプを付ける基準をそろえた。
  • 最初の2週間のレジでのひと言を決めた。
  • 2週目に送る最初のお知らせを考えた。

業種別のアイデアや例は、カフェ、理容室・美容室、パン屋、飲食店向けのページにあります。

よくある質問

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