戦略

個人店のギフトカード活用ガイド:売り方、受け取り方、広め方

個人店のためのギフトカード実践ガイド。売れる時期、紙とデジタルの比較、残高とチャージ、レジでの受け取り方、そして広め方をステップごとにまとめました。

Stampaz編集部8分で読めます

この記事の内容
  1. 01個人店でギフトカードが効く理由
  2. 02よく売れる時期
  3. 03紙のギフトカードかデジタルか
  4. 04残高、チャージ、有効期限
  5. 05手数料なしでギフトカードの代金を受け取る方法
  6. 06金額の決め方
  7. 07ギフトカードの広め方
  8. 08ギフトカードでよくある失敗
  9. 09Stampazのギフトカード

個人店のギフトカードは、値下げせずに売上を伸ばすいちばんシンプルな方法のひとつです。誰かが今日お金を払い、たいていは別の誰かがあとからお店を知りに来てくれます。このガイドでは、いつ売れるのか、紙とデジタルのどちらが合うのか、残高とチャージの管理、手数料なしでの代金の受け取り方、そして知ってもらう方法を説明します。

※金額の例はユーロで示しています。

個人店でギフトカードが効く理由

ギフトカードは、贈る側の本当の悩みを解決します。気持ちのこもった贈り物をしたいけれど、サイズも色も好みもわからない。あなたのお店を気に入っていれば、それを贈るのは簡単です。

お店にとっては3つのはっきりした利点があります。

  • 先にお金が入る。 サービスの提供が数週間後でも、お金は今日入ります。
  • 信頼を持って来てくれる新規客。 受け取った人は、知っている誰かの紹介で来ます。
  • 追加の支払いがよく起きる。 カードが25ユーロで、気に入ったメニューが32ユーロなら、差額はその場で払ってもらえます。

例: 理容室が12月に30ユーロのギフトカードを20枚販売。経費がかさむ月に600ユーロが入ります。需要が落ちがちな1月・2月に、その20人が使いに来て、何人かは常連になります。

よく売れる時期

前もって計画しましょう。各イベントの3週間ほど前にはカードを用意しておくのが理想です。

時期何を用意するか誰向けか
クリスマス・年末年始決まった金額(20、30、50ユーロ)家族、友人、会社の取引先
バレンタイン(2月14日)・ホワイトデー(3月14日)2名様ディナー、エステカップル
卒業・送別シーズン(3月)少額のカードお世話になった人へのお礼
母の日(5月の第2日曜)トリートメント、モーニング、花子どもから
父の日(6月の第3日曜)カットと顔そり、ディナー、グルメ商品子どもから
敬老の日(9月)お食事券、パンの詰め合わせ孫や家族から
誕生日(通年)自由な金額誰でも

これ以外の時期も、企業(従業員や取引先への贈り物)や地域のイベントの景品として使えます。

紙のギフトカードかデジタルか

どちらも機能します。お客様の買い方に合わせて選びましょう。

紙・カードスマホのデジタル
贈り物としての存在感包んで手渡しできる直前でも便利。QR付きのカードを添えられる
コスト印刷とデザイン印刷不要
一部だけ使うどこかに手書きで記録が必要残高が自動で更新
紛失なくせば残高も消えるスマホにあるのでなくならない
不正管理がないと簡単にコピーされる1枚ごとに固有
チャージ実用的でない簡単

うまくいく折衷案:スマホに入るデジタルカードに、何か形のあるものを渡したい人向けの、QRを印刷した封筒やカードを添える方法です。

今すべてを紙で運用しているなら、紙のスタンプカードのデジタル化で詳しく比較しています。

残高、チャージ、有効期限

最初の1枚を売る前に決めるべき3つのことです。

残高と一部利用

お客様にとっていちばん便利なのは、何回かに分けて使えること。そのためには、カードごとの残りを把握する必要があります。紙では大変ですが、デジタルならスタッフが利用を記録するたびに残高が減り、お客様もスマホで確認できます。

チャージ

チャージできるカードは、ただの贈り物ではなく、常連客のためのお財布になります。たとえば、月初に50ユーロをチャージして、ランチの支払いに使っていくお客様。

有効期限

期限を明確にすれば何年も残高が放置されることを防げますが、該当する規制を確認せずに決めないこと。条件が定められている場合があります。方針が決まったら:

  • 日付か期間を、カード自体と利用条件に書く。
  • 期限が切れる前にお客様に知らせる。それもまた来店のきっかけになります。
  • レジで使い方を伝える。「何回かに分けて使えて、残高はスマホで見られます。」

手数料なしでギフトカードの代金を受け取る方法

多くのギフトカードサービスは、決済を代行して販売ごとに一定の割合を取ります。地域のお店には、もっとシンプルな方法があります。

  1. お客様がカウンターで金額を選ぶ。
  2. お店のレジでほかの売上と同じように受け取る。現金、カード、QRコード決済など、普段使っている方法で。
  3. ツールでその残高のカードを作り、使う人がスマホに保存する。
  4. 利用時は、スタッフがカードを読み取って金額を差し引く。

これなら販売ごとの手数料はかからず、お金は直接お店の口座に入り、ツールはカードの発行と残高管理だけを担当します。

金額の決め方

金額設定は売れ行きに影響します。シンプルな目安:

  • 平均客単価から考える。 いつものメニューが18ユーロなら、20ユーロのカードで1回分、40ユーロで2回分。
  • 固定の金額は2〜4種類に。 選択肢が多すぎると、買う人が迷います。
  • 自由な金額も用意する。 決まった額を贈りたい人のために。
  • 中身で名前を付ける。 「15ユーロのカード」より「2名様モーニングセット」のほうが伝わります。

例: 平均客単価4ユーロのアイスクリーム店なら、10ユーロと20ユーロのカード、そして30ユーロの「夏のクラブ」。20ユーロを贈る人は、誰かのために約5回分の来店を買っていることになります。お店を知り、常連になるのに十分な回数です。

ギフトカードの広め方

存在を知られていないギフトカードは売れません。効果的なのは:

  • QRコードと直球のひと言を載せたカウンターのポスター:「贈り物に迷ったら、〇〇のギフトカードを。」
  • 大事な時期にスタッフが声をかける:「ちなみに、クリスマス用のギフトカードもありますよ。」
  • 各イベントの2〜3週間前に常連客へお知らせ。会員カードがすでにスマホに入っていれば、SNSに頼らずロック画面に届きます。
  • 切りのいい金額とおすすめを1つ。 たとえば20、40、60ユーロで、40ユーロを「いちばん人気」とするのは、本当にそうである場合だけ。
  • 意味のあるセット: 「カット+顔そり」「2名様モーニング」「フェイシャル1回」。
  • 近所の会社: 近くのオフィスやお店に、年末の贈り物としてカードを提案。
  • SNS: 割引ではなく、贈り物の写真で投稿する。

業種別のアイデア

ギフトカードでよくある失敗

  • 12月20日に始める。 遅すぎます。11月末には準備を。
  • 条件をはっきりさせない。 金額、一部利用、有効期限、残高の確認方法。
  • 残高を記憶で管理する。 お客様とのトラブルのもとです。
  • 使いに来た人を活かさない。 ギフトカードで来る人は新規客です。会員カードも案内して、また来てもらいましょう。アイデアはリピーターを増やす方法で。

Stampazのギフトカード

Stampazでは、ギフトカードは全プランに含まれる6種類のカードのひとつです。残高があり、チャージでき、有効期限は任意。お客様は何もダウンロードせずにApple WalletやGoogleウォレット(またはWebカード)に保存でき、スタッフがどのスマホで読み取っても残高が自動で更新されます。Stampazは決済を扱わないので、代金はお店のレジで受け取ってスマホで記録するだけ。販売ごとの手数料はかかりません。なお、Stampazで扱う残高の通貨はユーロです。ほかのカードと比べたい方はポイント・スタンプ・キャッシュバックの違いをどうぞ。

よくある質問

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